大変なことに気が付いてしまいました
※注意※
いつも以上に自分の話です。
わたし、夢女子なんですよ。
推しとの関係値に夢を見るタイプのオタク、夢女子。
平たく言うと、推しはみんなわたしの彼氏なんです。
ペルソナ4の主人公くんも、ライチ☆光クラブのタミヤくんも、おそ松さんのおそ松も、十四松も。
みーーーーんな彼氏なんです。
でも、そんなわたしが。
そんな愛し方をしてきたわたしが。
“自担”として、塚田くんを自分の1番に据えていること。
これがずっと、自分で不思議だったんです。
塚田くんはわたしにとって、所謂“リア恋”ではありません。
「かっこいい…」「彼氏力…」と思う時はありますけど。
言うならば、好きなタイプではないんです。
(ちなみにえびで一番のリアコははしもとくんです……)
でも、塚田くんが一番好きで、好きでいることが楽しくて楽しくて仕方なくて、塚田くんがいる生活がとっても大切なんです。
なんでかなあって、ずっと思ってました。
この謎が、解けたという、話です。
さて、どこから話していきましょう。
なにしろ、あまりにも多くの要素が複雑に絡み合ってしまっているので、わたしという人間について話していかなければいけないのです。
まず、1つ目。
“恋愛”が苦手だということ。
わたしは、恋人というものを知りません。
それどころか、学校や職場などの身近な環境に存在している人に対して最後に恋愛感情を自覚したのはかなり前です。
「は?好きかよ」みたいな、その時だけ盛り上がる一過性のやつはちょいちょいあるんですけど、「はあ…好き…どうにかなりたい…」というような感情は、中3が最後。四捨五入したら十年前。
もうすっかり身近な人に対して「この人とお付き合いがしたい」という気持ちが芽生えなくなってしまいました。
これもまた原因は複数あるんですけど。
ざっくり説明すると
・そもそも手の届かない人(スペック・カースト)が好き
・そのうえ自己評価が低いので釣り合わないと思う
・現状の関係が壊れる可能性が少しでもあると動けない
・相手の愛に相応しい愛し方をできる自信がない(後述)
・性癖がアレ(後述)
などなど……
でも一番まずいのが
「恋愛感情を向けられた途端にその人が苦手になってしまう」
というものでして。
例えどれだけ自分に難があっても、それを愛してくれる人が現れたらチャラじゃないですか。
しかし、その道すらも自分で絶ってしまうという、完全な詰み。
見た目や性格がそもそもモテるタイプでないこともありますが、性格や気質的にも、とにかく恋愛が苦手。へたくそ。向いてないんです。
好きになるのは得意なんですけどね。
2つ目。
愛し方が特殊であること。
わたしのTwitterを見てくださっている人ならわかると思うんですけど、なんか色々過激なんですよ。
別に同担拒否とかじゃないけど、解釈や宗派が合わない人とは仲良くできないとは思ってしまうし。
わたしから見た、あなたから見た○○があることは尊重されるべきことなので否定はしないし、いいなと思ったら採用させて頂くけれど、わたしが誰かに合わせて変えることは絶対にない。
そのうえ、もう好きになっちゃうとだめなんですよ。
事細かに観察して分析して、わたしの中にその人を作り上げようとしちゃうし、作り上げた相手と自分で日常の些細なやり取りすらもシミュレーションしちゃうんです。あってるかどうかは別として。しかも推しだからではなく、相手が誰でも。
そして無駄に妄想がうまいんですよね~言いそうなこと、やりそうなことがそこそこリアルに想像できてしまう。
だからこそ、なんとなく罪悪感が付きまとう……
でもわたしに出来る愛し方の中で一番って今のところこれなので、本当に好きな人にはこれをしたいんですよ。
執拗に愛でることが、わたしなりの愛だという誇りもあるんです。
でも、こんな愛し方をしている自分はやっぱり気持ち悪いなぁと思うし、身近な人には知られたくないし、この思いを向けることすら申し訳ないなと思ってしまう。だからちゃんと好きになるのをためらってしまう。
それに、仮に“まっとうに”愛してくれる人がいたとして、わたしはそれと同じように“まっとうに”愛さなければいけないのでは…と思ってしまう。
これが「相応しい愛し方ができない」というものです。
そして、実は「恋愛感情を向けられるのが苦手」にも繋がってます。
「恋愛ってみんなこうなのか?」って心のどっかで思ってるせいで、自分と同じでみんな気持ち悪いじゃん…ってチラついちゃって、怖くなっちゃうんですよ。
オタクが気持ち悪いのはめちゃくちゃいいな、愛だなと思うんですけど、これを向けられるのが自分だと思うと、どう接していいかわからなくなっちゃう。苦手というより気まずくなる、が正しいかもしれません。
3つ目。
性癖が特殊であること。
上には上がいるんで、さほど特殊ではないと先に言っておきます。
端的に言うと、ドMです。精神的苦痛を好むタイプの。
不安とか、束縛とか、焦らしとか恥とか息苦しさとか。
そういうのを欲してしまうんです。
その中でも、日々の小さい不安とか、恐怖とか、そういうものを特別視していて。
「なんか今日の彼は機嫌悪そう…わたし何かしたかな…」みたいな、そういう小さな不安。
わたしの愛の上に胡坐をかいて、当たり前のように威張り散らして、ほったらかして、そしてわたしが爆発したらちょっとだけ甘やかしてくれて…そんなことを永遠に繰り返したい。
普段はわーきゃー拗ねたりわめいたりするかもしれないけど、ここぞって時にこの人には逆らえない……わたしは一生この人から逃げられない……って諦めたい。
まあ、これを叶えるためにはクズを拾ってヒモにでもすればいいんですけど、そうするとわたし幸せになれないじゃないですか。
それは嫌なんですよね……(わがまま)
でも、自分の平穏な生活のために無視できるほど性癖は軽いもんじゃない。
恋人になるなら、結婚するなら、幸せになりたい。でも不幸せでもありたい。
だけどドMってバレたら…って思うと何も言えないし、そもそもSMって信頼関係なので、自分がきちんと尊敬・信頼できる人が相手じゃないといけない時点でただのクズではだめ……
難儀な性癖です。
そのうえ1つ目と2つ目の要素もありますから、もうお手上げなんですよね。
現実的に恋愛をしようと思ったら、クリアしなければいけない要素があまりにも多すぎる。
さて、ここでやっと塚田くんの話に戻ります。
塚田くんはアイドルで、わたしはファン。
この関係性が、わたしにとって、あまりにも最高なことに気付いてしまったんですよ。
ファンは「好き」と伝えるのが当たり前ともいえる存在なので、わたしがどれだけ塚田くんを好きだといっても、フラれて気まずくなったり、仕事に支障がでたりもしない。好きって言って嫌われる心配をしなくていいのは、非モテにとってあまりにも優しい。
さらに、わたしがどれだけ気色の悪い愛しか持てなくても、塚田くんの元に届くころには「お金」とか「声援」とか「手作りうちわ」とかに昇華されているので罪悪感はほとんど感じなくて済みますし、妄想は概ね公式が許可してくれている。これもアイドルとファンならではです。
それに塚田くんの愛は容姿や経済力に関わらず概ね平等に与えられるのに、一つ一つはきちんと覚悟の込められた確かなもの。それは塚田くんがアイドルだからです。
そして何より。
塚田くんはファンに愛を伝えることはあっても、個人を名指しで愛してくることはない。おそらく。
だからわたしは、塚田くんを怖いと思わなくて済むんです。
現在のわたしが実現しうる「両想い」の限界だと、言えると思います。
これで問題1つ目、2つ目は解決。
そして3つ目、性癖ですね。
これに関しては、もう説明要らないと思うんですけど…どう?要るか。
まずは、初見の印象の薄さからのスロー側転での絶望という即落ち2コマ。
ここのリスペクトがある限り、塚田くんはもうわたしの下に位置づけられることはないんですよね。
もう努力とキャリアで示されてしまっているから、これはどうしたって揺らがない。
そして分析、考察し放題の、あの創作感と人間性。
“塚ちゃん”と“塚田僚一”という言い方はあまりにも薄っぺらいし正しくない気もしますがそういう一面とか、リカとかへそのおとか好きなんだ…のラップとか、全部全部、遠慮なく全力の愛でぶつかっても足りないくらい。
この強靭さはなかなか他では見繕えないです。悪足搔きし放題。
そして「小さな不安」
これ、塚田くんに対してわたし結構いつも持ってるんです。塚田くんという人が、あまりにも掴めなさ過ぎて。「わたしの知ってる塚田くんは本当に塚田くんだった・・・?」みたいな(笑)
これに関しては、アイドルってそういうもんだなとも思いますけど。
まあ後は何というか、悪足搔きして駄々こねまくって、才能とパフォーマンスで抱かれて黙らされる感じですよね!!!!!!!さいこう!!!!!!!!!!!
さて、少し話は戻ります。
わたしは、恋愛が苦手です。
なぜかというと、いわゆる「恋愛」に自分の「恋」や「愛」が当てはまらないと思っているから。
そのぶん夢女子として、推しに、空想の中で恋をして。
一方で、大好きな大好きな塚田くんには、恋をしていないことで、どこか自分の中でバランスをとっていたんだと思います。
でも、わたしの恋愛の形を鮮明にしたことで、恋じゃないと思っていた塚田くんへの想いが、わたしと塚田くんの在り方が、わたしにとって最高の形だと気付いてしまった。
何も気に病まなくていい。
自分の愛し方に胸を張っていい。
性癖を満たすために幸せを捨てなくてもいい。
これを、元々持っていたなんて。
中身はさておき、対象はさておき、世間とのズレもさておき、
わたしにとっては、これが最高の両想いで、恋なんです。
少なくとも今は。
それに気付いた途端、自覚した途端、急にバランスが取れなくなってしまった。
「ああ、わたしって塚田くんに恋してたんだな」っていう独り言をきっかけに、コップの水が溢れ出してしまって。
毎日毎日、塚田くんを思うとじんわり涙が浮かぶくらい、息が詰まりそうになるくらい、どうしようもなく幸せなんです。
でも、溢れ続ける幸せを見ていると、怖くて怖くてたまらなくなるんです。
我に返って覚める“夢”しか見たことのないわたしが、目の前にある現実を一番の幸せだと思えること。
こんなに、こんなにわたしに都合のいいことがあっていいのか?と。
最近ずっとそうなんです。
あ~塚田くんが好き、好きすぎて幸せ、幸せすぎて怖いの繰り返し。
このサイクルによる漠然とした不安はどうにかならないもんか。
そう思って、このブログを書きました。
自分の気持ちの整理のためといいつつ、同じ人を見つけて安心したいのかもしれません。
いるのかな。いたとして届くのかな。
まあ今のところこの記事が果たす役割は、わたしと今後も仲良くできる人をふるいにかけることですかね・・・